今年は1月22日!春節をお祝いするテーブルコーディネート

春節とは中国における旧暦のお正月のことです。今年は1月22日です。日本でも中華街などで華やかにお祝いしているのを目にした事のある方も多いのではないでしょうか。今回はそんな春節をイメージして、錆鉄台座を使ったテーブルコーディネートのご提案です。

春節に欠かせない縁起の良い食べ物とは

春節には縁起の良い食べ物が一般的に食され、餃子もそのうちの一つです。

セイロには餃子が入っているイメージです。特に中国北部で旧正月に食べられる伝統的な料理で、餃子が昔の中国の貨幣(元宝)に似ていることから、富をもたらす食べ物として春節、特に大晦日に食べられているそう。家族全員で餃子を包み、中にはなつめ(甘い、幸せの象徴)、落花生(健康、長寿の象徴)、硬貨(金運アップ)などを入れて、迎える新年が幸せであるよう願いを込めます。

餃子の他にも、春巻きも縁起の良い食べ物として春節に食べられます。細長い形状のものを食べることで終始一貫という縁起が良い意味があるそうです。

西洋と東洋を結ぶトワル・ド・ジュイのクロス

今回のテーブルクロスはフランスのトワル・ド・ジュイのものをセレクトしました。

マリーアントワネットが愛した布と言われ、インドや中国の影響を強く受けています。

当時フランスでは、東洋への憧れからシノワズリスタイルが人気を博しました。セイロの下にはフランスのジアンのお皿を敷き、またナフキンも洋風なものをあえてセレクトし、西洋と東洋を繋げるように心がけました。

ちなみに、ナフキンは今年の干支であるウサギを表現したつもりです。

春節に欠かせない縁起の良い果物をコーディネート

春節のテーブルコーディネートに欠かせないものの一つに、みかんやオレンジ、柚子などの果物があります。これらは丸く黄金色である為、豊かさや幸運、成功を意味しているそう。

錆鉄台座を2段に重ねて高さを出してコーディネートしました。

見覚えのある方もいらっしゃるかもしれませんが、このみかんを入れている器は前回のお正月のテーブルコーディネートでも使用したミャンマーの伝統工芸品、バガン漆器のお弁当箱です。

中国では冷たい飲み物は飲まない?!

セイロに合わせて、飲茶のイメージで中国茶器のセットをコーディネートしました。

中国人は食事の時に温かい中国茶を飲み、冷たい飲み物は体を冷やすと言われ避けることが多いと言われています。

茶器を入れている籠はミャンマーの工芸品の一つであるラタンで編まれたものです。

もう一つ、春節に欠かせない食材とは

他にも春節に食卓に並ぶ料理は色々とありますが、もう一つ春節に食される縁起の良い食べ物としてお餅(年糕)があります。薄いグリーンの布でカバーしている容器に入っているイメージです。

中国では、年糕は「年高」と発音が同じで「年々高くなる」という意味があります。

“収入や身分が上がりますように” という願いが込められた縁起のいい料理です。地方や地域によっても色んなな調理法があるそうで、蒸したり、揚げたり、スープに入れたりと様々で、味も甘いものから辛いものまであるそうです。

 

テーブルコーディネートの色合わせのヒント

ここで少しテーブルコーディネートをする時のヒントを少しご紹介します。

薄いグリーンの布をかけた器はみかんを入れているバガン漆器のお弁当箱の1段を使用しました。

カバーしている布は、色が独特でコーディネート的に浮いてしまいそうな中国茶器のセットとのつながりを入れるために使用。中国茶のセットだけ色が全体のコーディネートと離れているので、同系色のものを1アイテム加えることでコーディネート全体に馴染む効果があります。

テーブルコーディネートのちょっとしたコツの1つです。

中国版お年玉袋の色は赤の一択です

全体的に散りばめている赤い封筒は紅包と呼ばれるもので、お祝儀やお年玉を入れる為のものです。

特に赤い色であることが大切で、中国では赤い色が幸福や幸運を象徴する縁起の良い色として考えられています。赤い紅包に幸運のお金を包み渡すことで、相手により多くの幸運を運び幸せを与えるのです。

お花も赤色で統一し、春節らしく縁起の良いイメージで選びました。

今回の錆鉄台座の高さの出し方お見せしちゃいます

今回は錆鉄台座で高さをを出して、立体感のあるコーディネートを心がけました。
どんなシーンでも使用でき、高級感や重厚感を演出してくれる錆鉄台座は本当にオールマイティな商品です。
今回のテーブルコーディネートのキーカラーの一つでもあるブルーを入れたくて蕎麦猪口を使用しました。

また、下の段はクリスマスのテーブルコーディネートでも使用したUtutuのWATANABE EISAKUさんの鉄のオブジェを使用して高さを出しています。

錆鉄台座はマルチに使える優れもの

錆鉄台座を使った春節をお祝いするテーブルコーディネートはいかがでしたか?料理や食材は地方によっても異なりますのでご了承ください。

使用した錆鉄台座はWELLBEING TOKYOのオンラインストアから購入できます。

奈良で職人が1つ1つ鉄板を削りだし、鉄工場の裏庭で雨風にさらして生まれる独特な風合いの錆鉄台座は錆び留めの加工を施しています。大きさごとに4種類あります。

今回使用したものは以下のものです。

錆鉄台座 長角520 緑の布をかけたバガン漆器を乗せています
錆鉄台座 長角600 手前の下の土台になっているものです。
錆鉄台座 長角260 2枚入り 奥でみかんを入れたバガン漆器を乗せて2段重ねているものです。

錆鉄台座は、六本木のショールーム(完全予約制)でもご覧いただけます。お気軽にお問い合わせください。

【時間】11:00~17:00 完全予約制

【場所】東京都港区六本木

▼各日定員制

A.11:00~12:30

B.12:30~14:00

C.14:00~15:30

D.15:30~17:00

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TEL:03-5561-6018

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