モダンチャイニーズスタイルでお正月テーブルコーディネート
お正月は一年の中でも最も大事な節句の一つです。ハレの日のテーブルコーディネートにチャイニーズテイストを取り入れてモダンなお正月のテーブルコーディネートをご紹介いたします。
モダンなお正月テーブルコーディネートをイメージしてお重箱を花器に
お花は仏様にお供えする習慣のあるミャンマーでは比較的手に入りやすい菊系のお花でアレンジしました。お正月らしく花器はお重箱を重ねてモダンかつ華やかなイメージに。
錆鉄台座の上に2つ金色の器に乗せているのは、ミャンマーでは仏様にお供えする時に使用する器の形をモチーフにしたもの。お正月は元々年神様をお迎え、おもてなしし、お見送りをする行事ですのでまさにぴったり。1人分の松前漬け(中華風)が入っているイメージです。
中華れんげには1人分の黒豆(中華風)を入れているイメージでコーディネートしました。
お正月テーブルコーディネートに欠かせない雑煮椀もモダンに
お雑煮(中華風)が入っているイメージで使用したこちらの蓋付きのお椀はミャンマーのバガン漆器のもの。少々小ぶりですが、金彩が華やかでモダンな印象に。その下には村瀬治兵衛先生の漆器、スジ挽き皿を使用しています。
ちょっと見にくいですが、蓋付き椀の絵柄はミャンマーでは一般的な曜日ごとの神様(動物)が描かれています。ミャンマー人は生まれた日の曜日によって占いやお参りをする習慣があり、水曜日だけ午前と午後で異なるので8種類の神様が描かれています。左側には錆鉄台座、その上にお正月には欠かせない酒器とナフキンを乗せました。
お正月テーブルコーディネートに欠かせないお重箱はいつもと違ったものを
お正月に欠かせないもう1つのアイテムがお重箱ですが、こちらの黒い容器はバガン漆器のお弁当箱をお重箱に見立てました。中華風のおせちが入っているイメージです。
現代こそステンレス製やプラスチック製に取って代わりましたが、ミャンマーではお弁当箱が大人気。お寺で見かける家族連れや、オフィスに向かっている人も、2段や3段のお弁当箱を持っていることが多いです。少し前まではこのような漆器の器が使われていたのでは、と思いを巡らせています。
モダンなお正月テーブルコーディネートにも錆鉄台座が大活躍
今回も使用した錆鉄台座はモダンなテーブルにも万能に使うことができ、本当にオールマイティなアイテム。
お正月のハレの日のテーブルには重厚感と高級感を演出してくれています。重ねても、今回のように重ねずにシンプルに使用しても、アレンジは自由自在です。
モダンなお正月テーブルコーディネートの楽しみ
こちらはちょっとマイナーチェンジ。
間違い探しのようですが前のコーディネートとの違いはお分かりになりましたか?
同じアイテムでも色々と試しながらコーディネートするのもテーブルコーディネートの楽しみのひとつです。
今回も使用した錆鉄台座はWELLBEING TOKYOのオンラインストアから購入できます。
奈良で職人が1つ1つ鉄板を削りだし、鉄工場の裏庭で雨風にさらして生まれる独特な風合いの錆鉄台座は錆び留めの加工を施しています。大きさごとに4種類あります。
今回使用したものは以下のものです。
・錆鉄台座 長角520 中央でお花の手前で使用しているもの
・錆鉄台座 長角320 中央奥、お花の後ろで使用しています
・錆鉄台座 長角260 2枚入り ナフキンと酒器を乗せているもの
錆鉄台座は、六本木のショールーム(完全予約制)でもご覧いただけます。お気軽にお問い合わせください。
【時間】11:00~17:00 完全予約制
【場所】東京都港区六本木
▼各日定員制
A.11:00~12:30
B.12:30~14:00
C.14:00~15:30
D.15:30~17:00
ウェルビーイングTOKYO
TEL:03-5561-6018
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