ネイビーで整えるお正月のテーブルコーディネート

今回はネイビーを基調にしたお正月のテーブルコーディネートをご紹介します。深みのあるネイビーがもたらすのは、どこかノーブルで、凛とした空気感。華美ではなく、静かに品格を感じさせるお正月のテーブルです。菊の花や水引、鏡餅など、日本の伝統に宿る願いを、現代の感性でしつらえました。

新しい年のはじまりを迎えるお正月のテーブルは、どこか凛とした空気をまとわせたいもの。
今回のコーディネートは、ノーブルなネイビーを基調にした、静かな華やぎを感じるお正月のしつらえです。深みのあるネイビーのテーブルセンターとナプキンが空間を引き締め、そこにゴールドのきらめきをそっと添えることで、お正月らしいお祝いの雰囲気が生まれます。

主役となる花は、大ぶりの菊を大胆に。菊は古来より日本で「不老長寿」や「高潔さ」を象徴する花とされ、皇室の紋章にも用いられてきました。その堂々とした姿は、お正月という節目の場にふさわしい存在感を放ちます。そこへ水引をあしらうことで、一層お正月らしい表情に。

お箸袋の代わりに用いたのは、ブルーの水引のアイテム。水引は、贈り物や儀礼の場で「人と人を結ぶ」「想いを結ぶ」ために使われてきた日本独自の文化です。お正月に水引を用いるのは、新しい年とのご縁を結び、家族や大切な人との絆をあらためて確かめる意味が込められています。ブルーの水引は、ネイビーのテーブルとの相性も良く、モダンな印象のアクセントになりました。

2026年は午年。お重箱には馬と水引のデザインのお正月飾りを添えました。馬は古くから人とともに生き、移動や農耕を支えてきた存在であり、「物事がうまく運ぶ」「前へ進む力」の象徴とされてきました。躍動感と生命力を宿す午年は、新しい挑戦や変化を後押ししてくれる年ともいわれています。

 

小さな鏡餅のオブジェも、テーブルの一角に添えました。鏡餅は年神様を家にお迎えするための象徴であり、丸い形は円満や調和を表します。大小二つの餅が重なる姿には、「福が重なる」「良いことが重なって訪れる」という願いが込められています。小さなオブジェ(実はおみくじです)であっても、その意味を知ることで、空間に宿る気配はぐっと深まります。

今回使用した錆鉄台座は最も大きい長角600サイズです。一枚置くだけでテーブル全体がすっと引き締まり、確かな存在感を放ちます。他のサイズと組み合わせたり、重ねて使うことで、より奥行きのある重厚な表情を演出することも可能です。

錆鉄台座オンラインで販売しているほか、六本木のショールーム(完全予約制)で実際にご覧いただけます。
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【時間】11:00~17:00 完全予約制

【場所】東京都港区六本木

▼各日定員制

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ライター:Mayo Ishii
テーブルコーディネートディプロマ取得。アフリカ、ヨーロッパ、東南アジアに滞在。世界中の手工芸品や文化をテーブルに取り入れることが好き。現在インド・チェンナイ在住。

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