夏らしいシチリア風レモンのテーブルコーディネート

灼けるような陽射し、澄み渡る地中海の青、そして輝く黄金色――。
シチリアの夏は、五感をまるごと包み込むような鮮やかさにあふれています。そんな景色を食卓に映しとるように、今回はレモンを主役にしたコーディネートをご紹介します。甘くほろ苦い香りと、風にそよぐ葉の緑。椅子に腰かけた瞬間、遠く離れた島のカフェテラスで過ごす午後が、目の前に広がるようなイメージです。
青と黄色が描くシチリアの夏を彷彿させるレモンのテーブルコーディネート

真夏のシチリアを思わせる、青と黄色のコントラスト。レモンとタイル柄の組み合わせが気に入ったテーブルクロスはインドのマーケットで見つけた生地をテーブルクロスに仕立ててもらいました。中央にはアンティークな風合いの錆鉄台座。そこにグリーンの葉と白い花をランダムに配置し、インドで手に入る小さなレモンをたっぷりと盛り込みました。お皿やグラスは涼しげなカラーガラス、青いビーズのナプキンリングを使い、テーブル全体に風が通り抜けるような軽やかさを演出しました。
今回のテーブルコーディネートの主役、レモンの小話

シチリアでは、レモンは単なる果物ではなく文化の一部です。結婚式の装飾やお祭りの屋台、陶器のモチーフにもよく登場します。一般的な収穫期としては、春(3〜5月末)から夏(8月)にかけてがピーク。それに合わせて各地で小規模なレモン関連イベントも見られるそう。
シチリアが舞台の映画『グラン・ブルー』を思わせる、吸い込まれるほど澄んだ海とレモン色の風景と、強い日差しの中で味わうひんやりとしたレモンのグラニータは、シチリアでしか味わえない格別な旅の思い出の味です。

また、レモンにはクエン酸が豊富に含まれ、疲労回復や食欲増進に効果的。シチリアの家庭では、夏になると冷水にレモンを絞った「アクア・エ・リモーネ」が定番です。熱中症予防や消化促進にも役立ち、爽やかな酸味が体を軽くします。インドでも同じように、小さなレモンに塩をひとつまみ加えたレモン水は、暑気払いの定番ドリンク。国や形は違えど、夏の暮らしに寄り添うレモンの知恵は共通しています。
レモンをふんだんにコーディネートした食卓で、旅するシチリア

錆鉄台座に溢れるレモンの黄色とグリーン、青の食器が織りなす色彩は、シチリアの太陽と海をそのまま閉じ込めたよう。料理にはレモンをきゅっと搾って、魚介のグリルや冷たいパスタを合わせれば、食卓が一瞬で南イタリアに変わります。遠く旅に出られない夏でも、テーブルの上でなら、時空を越えて地中海の風を感じることができるのではないでしょうか。
爽やかなシチリアレモンのテーブルコーディネートいかがでしたか?

今回は中央に錆鉄台座 長角600、左右に錆鉄台座 長角260 2枚入りを並べて使用しました。錆鉄台座は六本木のショールーム(完全予約制)でもご覧いただけます。お気軽にお問い合わせください。
【時間】11:00~17:00 完全予約制
【場所】東京都港区六本木
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ライター:Mayo Ishii
テーブルコーディネートディプロマ取得。アフリカ、ヨーロッパ、東南アジアに滞在。世界中の手工芸品や文化をテーブルに取り入れることが好き。現在インド・チェンナイ在住。