いい夫婦の日と磁器婚を祝うエレガントなテーブルコーディネート
11月22日は「いい夫婦の日」。夫婦の絆を再確認する特別な日です。結婚20周年を迎える夫婦にとっては、磁器婚を祝う大切な節目でもあります。今回は、この記念日を華やかに彩るテーブルコーディネートをご提案します。エレガントで大人っぽい雰囲気のテーブルを作り、特別な時間をより一層素敵に演出しましょう。
いい夫婦の日の由来とその意味
11月22日、語呂合わせで「いい夫婦の日」と呼ばれるこの日は、夫婦やパートナーシップの大切さを再確認する特別な日です。1990年に日本で初めて制定され、日々忙しい日常の中で、互いの愛情を表現する大切なきっかけとなっています。
今回は、結婚20周年を迎えた夫婦を想定し、少し落ち着いた大人っぽいテーブルコーディネートを目指しました。特に、ゴールドやシルバーをアクセントに加えることで、煌めきを演出し、特別感を際立たせています。年月を重ねた二人の関係が、華やかでありながらも落ち着きのある美しさに表現されるように仕上げました。
磁器婚〜20年目を祝う特別な意味〜
結婚20周年の記念日は、「磁器婚(陶器婚)」として祝われます。磁器や陶器は、丈夫でありながら繊細で美しい特徴を持つため、まさに結婚生活の象徴とも言える存在です。20年という年月を共に過ごし、絆が深まった夫婦にとって、「磁器のように繊細でありながら、時を経てさらに深みを増す」という意味が込められています。
テーブルコーディネートでも、この「磁器婚」を意識して、白い食器をメインに使用しました。白は磁器の清潔感や純粋さを象徴し、ゴールドやシルバーをポイントに加えることで、20年の年月を祝う華やかさと重厚感を表現しています。シンプルでありながらも、細部にこだわりを持たせたコーディネートが、特別な記念日をより一層引き立ててくれます。
季節感を彩るテーブルフラワーの選び方
テーブルコーディネートに欠かせないアイテムの一つがテーブルフラワーですが、その選定には毎回悩む方も多いのではないでしょうか。季節感を演出するためには、花材選びがとても重要です。特にインドでは、花材が限られている中で、どのように季節感を出すかが悩みどころです。
今回は、秋らしい落ち着いたピンク色のバラと菊を選び、磁器婚をテーマに白をメインにしたテーブルに華やかさと温かみを加えました。ピンク色のバラは優雅さと愛情を、菊は秋の深まりを感じさせ、全体的にエレガントでありながらも温かみのある雰囲気を作り上げています。季節感とともに、夫婦の絆を感じさせるフラワーアレンジメントが、テーブルに美しいアクセントを添えられたのではないでしょうか。
錆鉄台座で引き立つエレガントなテーブルコーディネート
錆鉄台座は、長角3枚セットの中から長角600と長角520をシンプルに重ねたスタイルです。このスタイルは定番で、どんなテーブルスタイルにもマッチします。そのシンプルなデザインが、テーブルに重厚感と落ち着きを与え、他のアイテムを引き立ててくれるため、エレガントなテーブルコーディネートには欠かせません。
今回使用した錆鉄台座は、その凛とした佇まいがテーブル全体をさらに引き締め、エレガントさを一層際立たせてくれました。シンプルな中にも力強さがあり、テーブルの雰囲気を格上げする素敵なアイテムです。
ライター:Mayo Ishii
テーブルコーディネート中級取得。アフリカ、ヨーロッパ、東南アジアでの滞在経験を活かし、世界中の手工芸品や文化をテーブルコーディネートに取り入れることが好きです。現在、インド・チェンナイ在住。