WTと縁のある場所”インド”での海外生活がスタート!
こんにちは。WELLBEING TOKYOのコラムを執筆しております石井です。(自己紹介は初めてかもしれません。いつもご覧いただきありがとうございます。)実はこの度1年9ヶ月過ごしたミャンマーを離れ、インドのチェンナイに引っ越してきました。これはインドにゆかりのあるWELLBEING TOKYOのご縁が導いてくれたに違いありません。不安と期待が入り混じるインド生活の始まりです。
色彩豊かなインド・チェンナイでの海外生活の始まり
チェンナイは南インドのタミル・ナードゥ州の州都で、ベンガル湾に面した美しい沿岸都市。世界で2番目に長いとも言われるマリーナビーチや、英国統治時代のコロニアルな建築物も残る都市です。旅行で訪れたことはあるものの、住むのは初めてです。
チェンナイでの新しい生活を始める中でまず驚かされたのは人の多さ。更にインドという国の広さと、その文化の多様性を改めて実感しています。地域によって風習や文化がまったく異なり、同じ国でありながらも異なる世界が広がっています。
これからどんな生活になるのか、このエネルギッシュで色彩豊かなインドでどんな新しい文化や芸術に出会えるのか、そしてどんなテーブルコーディネートができるのか、とってもワクワクしています。
海外生活で学ぶインド現地の「美しい建築と深い歴史」
特に印象的だったのはタンジャブールへの旅です。タンジャブールはチェンナイと同じタミル・ナードゥ州にある歴史的な都市で、チェンナイから電車で約5時間ほど南下した場所です。3連休を利用して行ってきました。日本人にとっての京都や奈良に近いそうで古代の壮麗な寺院群や遺跡で有名です。最も有名なのはビーズ・テンプル(Brihadeeswarar Temple)で、世界遺産にも登録されています。現地では通称「Big Temple」と呼ばれているだけあって、壮大なスケールでした。美しい建築と深い歴史に包まれた神秘的な空間で、朝と夜のライトアップと両方足を運びました。石の彫刻が見事で、時間を忘れてその美しさに魅了されます。また、折角なのでタンジャブールから少し足を伸ばしてダラスーラムのシリ・アイラヴァテスヴァラ寺院(Dharasuram Sri Airavatesvara Temple)とアルルミグ・ペルヴダイヤー・ティルコヴィル(Arulmigu Peruvudaiyar Thirukovil)へも参りました。どちらもビーズ・テンプルと比べると広さや大きさは劣るものの、石の彫刻が美しく、時を忘れてしまいます。
※トップ写真はArulmigu Peruvudaiyar Thirukovilです。
インドの海外生活で改めて感じた「テキスタイルと文化の美しさ」
大好きなインドのテキスタイル。どんな美しいものに出会えるか、インドに来る前から期待に胸を膨らませていました。街中にはカラフルなサリーを着る女性をたくさん見かけます。ウッドブロック、絹織物、マドラスチェックなど、インドのテキスタイルが街中に溢れています。写真はダクシナ・チトラ・ヘリテージ・ミュージアム(Dakshina Chitra Heritage Museum)で見た板木とカラムカリ、左上は私が購入した布です。染料は自然のものを使い、板木と手書きで仕上げる美しい布です。WELLBEING TOKYOで扱うカラムカリの美しいマタニパチェディについては以前にコラムで執筆したことがあり、まさか本場のインドに住むことになるなんてあの時の自分に知らせてあげたい気持ちです。
海外生活の醍醐味。現地のもの取り入れた暮らしの楽しみ方
しばらくは仮の住まいですが、限られたテーブルアイテムでテーブルを簡単に作ってみました。プリントのテーブルクロスと、ウッドブロックの柄を合わせたマットとナプキンは全てこの1ヶ月チェンナイで手に入れたものです。中央にはオレンジと黄色の花部分のみのマリーゴールドと菊系のお花を。花の部分だけに切り分けたお花は街中のストールやスーパーのお野菜売り場でも販売していて初めは驚きました。お花が祈りや捧げ物として生活と密着して根付いているのを感じます。
仮の住まいの簡素なテーブルもほんの少し好きなものを加えるだけで、楽しく豊かな気持ちになります。
今後、WELLBEING TOKYOにゆかりの深いインドから錆鉄台座を使って現地のクロスやアイテムと組み合わせてどんなテーブルコーディネートがご紹介できるか楽しみです。
美しいカラムカリのマタニパチェディやインドアンティークをご覧ください
今回のコラムでも触れた美しいカラムカリのマタニパチェディやインドアンティークなどは六本木のギャラリー(完全予約制)でご覧いただけます。
どうそお気軽にお問い合わせください。
【時間】11:00~17:00 完全予約制
【場所】東京都港区六本木
▼各日定員制
A.11:00~12:30
B.12:30~14:00
C.14:00~15:30
D.15:30~17:00
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ライター:Mayo Ishii
テーブルコーディネート中級取得。アフリカ、ヨーロッパ、東南アジアでの滞在経験を活かし、世界中の手工芸品や文化をテーブルコーディネートに取り入れることが好きです。現在、インド・チェンナイ在住。